おっさんの下らない話し

50代を超えたおっさんの雑観記事です。しょうもないことをしょうもなく語ってます。

不思議な日本人女性

日本に住んでいる日本人にはあまりに日常のことなので気が付かないのですが、外国のほとんどの国の方から見ると、世界的に日本人は変わった人種なようです。特に、日本人女性はある意味驚嘆の目で見られています。

 

例えば内股で歩く女性。特段何の問題もありませんし、日常茶飯事に見ますので、日本人にとってはそれが不思議、ということの意味さえ分からないのですが、世界広しといえど、内股で歩くというのは日本人女性くらいなものだそうなのです。

 

外国の男性から見ると、いわゆる「萌える」象徴、女性から見ると「かわい子ぶってる」という風に見えるそうです。イヤー、この感覚、逆に日本人からすると不思議なんですが、どうやらアニメの影響らしいです。ご存知、日本のサブカルチャーの代表「アニメ」。これを見て日本に興味を持つ外国人は多いのですが、この中に出てくる女の子キャラに内股が多く、これが外国人から見るとカワイイ子の象徴らしいのです。そんなこと、考えたこともないですよね。

 

あと、意外と日本人女性のファッションの自由度にも驚くようです。特に話題に上がっていたのがミニスカートで太ももをさらけ出していること。これは外国人の女性にとっては、危険以外の何物でもないようです。これに対し司会者だった鴻上尚史さんは「君たちは胸元出してるだろう、それはどうなんだ!」と言ってましたが、外国人(欧米人に限らず東洋人も含め)女性は、「それは問題ない、太ももはデンジャラスだー!」と叫んでました。ふーん、そうなんだ、じゃあ、最近の夏にはほとんどの女性がしている、ミニスカ、生足、サンダルファッションて、外国人男性から見れば「カモがネギしょって夜中1人で歩いてるよー」位の勢いなんでしょうね。実際、日本人女性は普通に夜中1人でその格好で歩いてますから。ごくごく一部の日本人男性を除き、それに対して何か思う人はいないと思いますけど。

 

あと、「泣く」という行為も外国人にはあまり理解できないようです。世界のほとんどの国では、「泣く」というのは敗北を認める行為なので、人前で泣くということは決して許されないことだと子供時代から叩き込まれるようです。ただ、これは女性に限ったことではなく日本人全体にいえることの様で、「泣けるCD」とか「泣ける本」等が売られていることにびっくりするようです。ただ、さすがに「公共の場で泣く(映画館等を含め)」というのは、さすがに日本人男性でも恥ずかしいことですので、「家で一人で泣くのならともかく」ということはあります。

 

これについては、逆に外国人女性から「私はあの技を使ってうまくやってるわ。」という発言もありました。確かに女性に泣かれると、男性には手の出しようがないですし、周りからは白い目で見られますからね。究極は仕事中に泣かれること。これは大問題になります。

 

私もやった経験がありますが、みるみる目に涙を浮かべたかと思うと女子トイレへダッシュ!「はい、もう、知〜らない。」となるしかないですよね。メーカーの技術職だと私の若い頃はまだまだ女性社員が少なかったので、先輩がこれをやった時は隣の部署だったにもかかわらず(フロアは同じ)、部長がこちらの部署の部長にこちょこちょと言い、今度は事務の女子社員にこちょこちょ。フロア全体で何事が起ったのか、とあっちでこそこそ、こっちでこそこそ噂話。結局、女子トイレに閉じこもった女性事務員を説得しに行ったということで、その先輩、周りから結構ネタにされてました。ただ、話を聞くと、女性に「この書類を早く出してくれ。」と言われたのに対し、「知るかよ。」的なことを言ったのが原因だったようです。その後はそのフロアの男性社員全員、女性社員につっけんどんな言い方をしない、という暗黙のルールというか、気を遣うようにはなりました。

 

最後は特殊な例ですが、まあ、日本に住んでいれば別に普通のことなので気にする必要はないと思います。ただ、外国に行くときにはご用心を!日本の常識は外国の非常識、ってことが意外と多いかもしれませんから。