おっさんの下らない話し

50代を超えたおっさんの雑観記事です。しょうもないことをしょうもなく語ってます。

タバコのお話し

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タバコ、って聞くと、「健康に悪い」か「やたら税金が高い」の2つの反応がほとんどじゃないでしょうか。前者は非喫煙者、後者は喫煙者からの声でしょうね。ということで、今回は「タバコの税金は何に使われているのか」と「たばこの害」について考えてみたいと思います。

 

タバコの税金は何に使われているのか?

まずは、日本人の喫煙率の推移を見てみましょう。年齢別、男女別に厚生省がまとめたものです。

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面白いことに、男性の高齢者と若者の喫煙率はかなり減少しているのに対し、女性の喫煙率はほぼ横ばいで推移している点です。しかも、女性は年齢が低いほど喫煙率が高いという点です。これは実感としてありますね。今や平日の昼間など、喫煙ルームは女性の方が多いくらいですから。

 

ま、しかし日本人全体からすると喫煙率は減ってきているということになる訳ですが、具体的には、厚労省国民健康栄養調査によると、喫煙者の割合は19.3%で、性別では男性32.2%、女性8.2%となってます。 まだ男性がこんなに多く吸ってるのか、って感じですが、厚労省が発表しているものですからそうなんでしょう。

 

 

では、タバコ税の推移はどうなっているかというと、以下のようになります。

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素晴らしい!多少の凸凹はありますが2兆円超でずっと推移してるんですね。喫煙率がかなり減少している中で何故?という疑問はあるでしょうが、その分増税してますから。国はその辺、ちゃんと帳尻が合うようにしてる訳です。

 

さて、問題はこの2兆を超える税金が何に使われてるか、ということですが、これが実ははっきり分かりません。というのも、一部を除き使い道が自由だからです。おいしい、こんなおいしい税金はありません。

 

 

ということで2兆円を超えるたばこ税はお国と地方が好き勝手に使っているわけでございます。なので、健康に悪かろうが何だろうが、このお金は手放さない訳でございまして、次のターゲットは電子タバコと言うことに相成りました、ちゃん、ちゃん。

 

タバコの害

 

タバコを吸うことで健康に害がある、と思っていない人はほぼいないでしょう。ただ、変ですよね。健康に害があるものを堂々と売っているって。普通、発がん性物質を含む商品は発売禁止になるのが当たり前なのに。いくら国がお金に目がくらんだとしても、そんな危険な物を売ることを国民は許さないでしょう、普通。

 

では、なぜ一方で「危険だ、健康を害する」とみんなが思っているにもかかわらず、販売禁止運動が世界中のどこでも起こらないのでしょうか。WHOだって、タバコは有害物質だと認めているにも関わらず。

 

ぶっちゃけ、健康に悪いかどうか実は誰にも良く分かっていないからなんですよね。「悪いような気がする」、程度の認識しか、学者でさえ持っていないんでしょう。だから、何となく売られていても、「ま、吸ってるやつは勝手に死んどきゃいいんだ」位の感覚なんでしょう。

 

ただ、タバコが苦手な人間にとっては、タバコの煙やにおいは耐え難い物なんですね。そこで言われ始めたのが受動喫煙による健康被害。実はこの受動喫煙で健康を害すると言い始めたのは日本人なんです。国立がんセンター疫学部長だった平山雄という人が1981年にイギリスで発表した論文がきっかけなんです。

 

当初この論文自体はそれほど評価されず、科学的根拠にも乏しいとかなり批判を浴びることになりました。しかし、これに目を付けたのがWHO。がん撲滅と反タバコキャンペーンに乗り出していたWHOはこれを錦の御旗の様に振りかざし始めます。その波が日本にも押し寄せ、現在の受動喫煙問題につながっている訳です。

 

ただ、この研究でもほかの研究でもそうですが、基本的には多くのデータが必要となるため、非喫煙者と喫煙者が同居している、つまり家族が調査対象となります。ある程度の年月も必要ですから。つまり、受動喫煙で害があると仮にしたとしても、かなり長い期間受動喫煙する環境にいた結果となる訳です。

 

ですから、受動喫煙禁止を言って現在喫煙室さえ禁止しようとしていますが、健康被害を理由に挙げるのはかなり無理がありますね。これは単にたばこの煙やにおいが苦手、もしくはタバコを目の敵にしている人間のこじつけでしかありません。ちなみに、WHOがその先頭に立っています。

 

ま、世界的風潮から喫煙者に対する風当たりは強まるとは思いますが、タバコを禁止していない以上、喫煙者の権利も守って、せめて分煙化を進めてほしいものです。建物全面禁煙、外で吸えとか言ってたら、至る所(喫煙禁止区間以外)で喫煙者がタバコを吸って、ポイ捨てするはめになります。

 

そこまで虐げられたら、いくら喫煙者が肩身が狭い思いをしているとはいっても、もうマナーもへったくれもなくなります。そんなこと言ってたら、タバコ吸えるところがないんですから。その辺のことも考えて、喫煙者と非喫煙者が両立する社会を作って欲しいものです。

関西人という人種

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皆さんは関西人と聞くとどんな印象を持ちますか?

 

うるさい、よくしゃべる、お節介、知らない人なのにやたら話しかけてくる、飴ちゃんをいつも持ってる、なんか怖い等々、色々とあるでしょうね。

 

でも、多分吉本の影響で大阪のイメージが強いんじゃないでしょうか。実は、これ、関西出身の人間にとっては非常に迷惑なんですよ。「なんか、面白いこと言って」、なんて言われた日には、「大阪ちゃうし、奈良やし」みたいな場合も多いわけです。

 

大体、関西ってどの地域を指すのでしょうか?一般的には、京阪神を中心とした地域を指しますが、ま、近畿二府四県でしょうね。一部では三重県も入れた2府5県という話もありますが、テレビ局の管轄からいうとやはり大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山を指すのでしょう。

 

でも、関西弁って言葉も面白いですよね。一地方をひとまとめにした言い方って他では余りありませんから。しかし、同じように聞こえる関西弁も各府県によって微妙に異なります。京都言葉、大阪言葉というようにかなり違う部分もあります。神戸はどちらかというと標準語に近い感じで、残りは関西弁+ローカル弁という感じですね。

 

先ほど、関西のイメージで怖いというのを挙げましたが、この関西弁が昔は怖い印象を与えたようです。私も経験がありますが、山手線で関西弁をしゃべっていると、そこだけ空いているという時代もありました、30年くらい前は本当にそうだったんですよ。

 

で、関西人の特徴ですが、まずマナーは悪いです、正直。特に大阪。他府県ではさすがに減りましたが、大阪ではいまだに咥えタバコOKです。そして、灰皿があろうがなかろうが捨てまくります。なので、いたるところにタバコの吸い殻が落ちています。

 

電車等の優先席なんてほとんどの人間が気にしていません。これは各府県共通で、他が開いてるのにわざわざ優先席に座る人間までいます。私の友人は札幌の地下鉄で優先席に座って友達に脱兎のごとく怒られたそうです。もちろん全員がそういう訳ではないのですが、不思議に優先席を気にしない人は多いです。

 

交通マナーに関しては、大阪は凄まじいものがあります。何せ緊急車両が赤信号を通過しようとしてるのに、平気で車はおろか、人まで横断してますから。なので、大阪のパトカーはやたらうるさい。ちゃんと聞いてないと、「どかんかい、ボケー!」位の勢いで侵入してきます。これも、さすがに他の府県ではこの光景は見かけません。

 

あと、不思議な交差点としてJR大阪駅と阪急デパートの間にある交差点なのですが、ここは歩行者専用なので、歩行者信号が赤になれば車道側は青となり車が通行できるはずです。が、必ず信号が変わっても平気で悠然と歩いて渡るバカが4、5人はいます。普通ならクラクションの大合唱でしょうが、この交差点はあきらめの境地と化してます。

 

JR大阪駅は関西の中心地というか、とにかく関西の各府県庁所在地から1時間以内に来られる場所なので、関西人種のるつぼと化してます。ですが、一応大阪なので大阪ルールに従い、エスカレータの左側が通行可となっています。とにかく大阪駅周辺は人々が好き勝手に歩いているので、かなり無秩序状態です。

 

ただ、面白いことに、無秩序に歩いているようで結構暗黙のルールがあり、ばらばらの方向に歩いている割にはぶつかることはほとんどありません。一般に関西人はせかせか歩くイメージを持たれている方も多いと思いますが、結構ゆっくり歩いている人も多く、そこを縫うように歩くのが私の楽しみです。いかに人の動きを読むか、ですね。

 

あと、関西人同士というか、京阪神のライバル意識は相当で、大阪が赤と言えば京都は青で神戸は黄色といったくらい意見の一致を見ません。ただし、関西圏外に対しては一致団結する場合が多いです。ただ、中身になると仲たがいしてますけど。

 

とにかくV.S.が大好きで、「だから大阪人は下品だ」とか「京都人は腹黒い」とか「神戸はおしゃれを気取ってるだけ」等々。大阪に至っては地域単位や市単位でどっちが凄いか自慢しあってますが、はっきり言ってそこに住んでる人間以外には違いが分かりません。

 

有名なのは北河内V.S.南河内。外から見てると同じ下品で野蛮な河内なのですが、北河内の人間は「南河内と一緒にしないでくれ」と強調します。大体河内ってどこからどこまでをいうのかさえ知らない人間が多いのに、北と南なんて知るわけないし。

 

最後にもう一度、関西人を見かけても、「関西出身?」とはお聞きにならないように。滋賀、奈良、和歌山の人間はいじけますし、京都市、神戸市の人間は「京都(神戸)!」と少しむくれます。京都府兵庫県の人間は「京都(兵庫)のどこどこ」と申し訳なさそうに言いますし、大阪の人間だけが威張って「岸和田や!」とか言いますので。

 

やはり、関西人は少々面倒くさいかもしれません。

日本人女性のファッションの面白いところ

 

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日本人女性のファッションって、多分世界的に見ても変わってるんじゃないでしょうか。

 

まず、その多様性。この時期、下は生足サンダル、上はノースリープの女性が多いですが、先日のように雨が降って少し冷えてると、下はロングレインブーツ、上は長袖シャツの女性も見かけます。当然、その中間がいますから、もう季節感なんてめちゃくちゃですね。

 

レインブーツの代わりに普通のショートブーツの方たちもいますし、それで長袖の薄い物を羽織ってたりしてると、まだ春なのか、と思ってしまいます。これだけ多様なファッションが見られるのは日本だけじゃないでしょう。ニューヨーカーみたいなファッションの方もいれば、「コスプレですか、それ」っていう方もいて見ていて面白いです。

 

あと、面白いといえば、外国人と日本人では隠すところが違うという点。これは前にも書きましたが、外国人は太ももを生で見せるファッションにはかなり抵抗感があるんですが、逆に日本人は胸を見せるファッションに抵抗感があるようです。

 

昔、アメリカのドラマを見ていた時、ほとんどの女性がシャツの第2ボタンまで外しているのを見て、「うーん、さすがアメリカは余裕だ!」と思ったものでしたが、日本人は第1ボタンまでしか外さないか、もしくは下にTシャツ的なもので隠します。身の危険を感じると、まず胸を隠すのも日本人女性独特のものかも知れません。

 

その意味も含め、女性って温泉ではどこを隠してるのでしょう。男性は隠すとすれば一か所なのですが、女性の場合はどうしてるのか、興味深いところです。バスタオルで温泉はマナー違反ですから、この際、隠さないっていうのが真相でしょうか、知りませんが。

          

 

良くファッションは我慢だ、という意見がありますが、確かにこの時期、女性が生足サンダルハイヒールで歩いてるのを見ると、足が痛くないのか不思議に思っていました。すると情報番組で「サンダルを履くってのは闘いなんです」だそうです。さらに「ハイヒールだとすねが死ぬ」ほどだそうです。痛いんだ、やっぱり、闘わなければならないんだ。

 

でも、痛いからってばんそうこうを張ってまで履くのっておしゃれなんですかねー。意外と見えてしまいますからね。虫刺されといい、生足ってもろに見えるのでどうなんでしょう。だったらストッキングでも履いて隠せ、っていうのが男性の本音ではないでしょうか。ただ、女性は同性を意識してるので、男性の意見は関係ないようですけどね。

 

サンダルならではの問題点として、すねの外側が疲れるそうです。なんか脱げやすいのを無意識に力が入るからだそうです。そういう時はサランラップの芯を足のつま先において20秒ほど正座すると、疲れが取れてよいようです。あと、その芯ですねの外側をゴロゴロさせるのもいいようですよ。

 

サイズが合わない靴は、見た目も良くないですし、自分の足にも良くないんですが、サイズが合わないけど買っちゃうのは世界共通の女性の問題みたいです。これはイギリスのドラマでやってました。女性の、この絶対に欲しいから買う、っていう感覚は、男性からすると下らない(と女性が思う)物に大金をかけるようなもんでしょうか。

    

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あと、日本人女性ならではの面白いファッションとして美白対策があります。特に、日傘に関してはアジア圏でも珍しいらしく、カラフルな日傘をさして歩いている日本人女性は、外国人から見ると素敵に見えるそうです。ただ、やりすぎは良くないですね。半袖で腕につける、あれ、なんていうのか知りませんが、あれはおしゃれとはいい難いです。

 

女性に限らず、日本人のシニアファッションはおおむね外国人から見ると好感度が高いようです。外国人はシニアになると暗めの格好をするそうですが、日本人の特にシニア女性はカラフルな色使いやスカーフなどの小物もおしゃれです。私の知り合いなど、若者でも着ないだろうというほど華やかな色合いのファッションをしていますが、素敵なことですね。

 

しかし、やはり日本人女性と言えば、着物、浴衣でしょうか。ある女優さんが言っていましたが、「ドレスみたいな洋服なんて、しょせん8頭身外国人にはかなわないし、何といっても体形が隠せる着物こそ、日本人女性はもっと切るべき」とのこと。うーん、的を得てるな。町でもやはり着物姿の女性は目立ちますからね。

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ただ、着物って着てるのって大変でしょうね。冬は寒そうだし、夏は暑そうだし、しかも何となく重そうだし。ただ、この時期、着物を着て日傘でもさしてしゃなりしゃなりと歩いていれば、かなりのセレブ感が出せるような気がします。

 

日本に住んでると本当に分からないものですが、外国人から見ると本当に日本人女性のファッションって変わってて面白いもんだと思います。これからもますます進化するであろう日本人女性のファッションは注目です。

伝説のロック・アルバム・シリーズ3

今回取り上げるアルバムは、またまたボストン出身「Cars」から1stアルバムの「The Cars」(邦題は「錯乱のドライブ」)。うーん、前回に引き続きボストン出身のグループの安直なアルバム名。ボストンという土地柄なのか、それとも時代のせいなのかは分かりませんが、今では考えられないようなあまりにストレートすぎる題名に正直、参りました。ちなみに、邦題はやっぱりジャケットに合わせて渋いですねー。

 

80年代にバカ売れした「Heart Beet City」等、アメリカでは超有名バンドなんですが、日本ではさほど有名ではないそうです。私などMTVを見て、「おー、あのバンドがこんな有名になっちゃって。」って思ったものですが、そうではなかったようですね。なんせ、「スリラー」を押さえて第1回MTVアワードを受賞した位なんですが。

 

しかし、このデビュー・アルバム、その片鱗も見せてません。単なる変態バンドの域を脱せないでしょうね。しかし、恐ろしいことに、この曲「Just What I Needed(邦題:燃える欲望)」のデモテープを気に入った地元ラジオ局がかけまくってたら、レコード会社と契約してしまった、という恐ろしい逸話があります。

https://youtu.be/gvy2yqUHLLg

 

ちなみにこの動画、ライブだと思ったら口パクですね。と言ってこのグループ、ライブはめっちゃ上手です。多分、オフィシャルビデオなので、ライブを使ったんでしょう。

 

基本的にこのバンドはリック・オケイセックというリズム・ギター兼ボーカル(背の高いサングラスをかけてる)の人がリーダーで、ボーカル兼ベース(今回歌ってる人)のベンジャミン・オールとが中心となってできたバンドです。作詞・作曲はほぼリック君が担当してますが、曲の雰囲気で多分ベンジャミン君をボーカルにしてるんでしょうね。

 

で、シングル・カットする曲はベンジャミン君ボーカル担当が多いので、多分変態担当がリック君なのではないかと推察します。先ほどの曲もベンジャミン君がボーカル担当でしたし、次のアルバム「Candi-O」のファースト・シングル「Let's Go」のボーカルもベンジャミン君でした。

 

実は私、この「Let's Go」にハマってしまった口です。しかし、このアルバムには入っていないので紹介できません、悪しからず。何故か、ベンジャミン・オールの歌声にハマってしまったんですね。なんか好きなんですよ、この人の声というか歌い方というか。大ヒット曲「Drive」もこの人がボーカルなんで、私的にはカーズ=ベンジャミンですね。

 

リック君にとってもそうだったらしく、ベンジャミン・オールは2,000年にすい臓がんで亡くなってしまったのですが、その後の再結成を拒んだりしています。ちなみに、オリジナル・カーズ自身は88年にいきなり解散しています。「Heart Beet City」の大ヒットに続く作品があまりにひどかったことにショックを受けたためとも言われています。

 

話しは戻りますが、何故このアルバムが伝説かというと、先ほども言いましたようにデモテープがきっかけで作ったアルバムで、しかもそこそこ売れたと言うこと。そして、重要なことは、カーズの原点はここにあると言うことです。つまり、変態的ミュージックとでも言うのでしょうか、なんか変わってるんですよね。

 

と言うことで、2曲目はこれ、アルバムの1曲目を飾る「Good Times Roll」。ボーカルはリック君です。

https://youtu.be/D6G-qb1RRCo

 

ね、変でしょ、なんか変わってますよね。妙に乗り切れないところ、ありません?この曲はライブなんで分かると思いますが、上手いのは上手いんですよ、このバンド。音は外さないし、コーラスもいいですよね。でも、この曲、コピーしようと思いますかねー。その辺が変態たるゆえんです。

 

最後はリック君が作り、ベンジャミン君が歌う「Bye Bye Love」。

https://youtu.be/msAcTMKMSKA

 

うーん、これを聞くと、リードのソロは典型的なロックなんですが、多分メロディ自身の展開はめちゃくちゃでしょうね。そこからそういってそういくんですか、的な展開。しかもそれがめちゃくちゃ不自然。展開がめちゃくちゃでもすんなり入ってくる曲に対し、これは無理!メロディラインがおかしすぎる。

 

それでも曲として成立してるのがカーズというバンドの魅力です。多分、先ほど述べた大ヒットアルバム「Heart Beet City」はそれが見事にポップとして成立したアルバムだったんだと思います。その意味で、このファースト・アルバムは伝説と呼ぶに相合しいものだと思います。

外国人から見た「日本人、ここが不思議」

今回は血液型占い。恐らく血液型をこれだけ気にする人種は日本人と恐らくは韓国人。ただ、星占いは世界中で行われています。その理由は実は占星術にあります。

 

占星術は科学的だと言われていますが、簡単に言うと、今でいうところの気象予報士なんですよね、占星術師っていうのは。昔は天変地異は神の思召し。それを当てられる占星術師は当然に尊敬の対象になるわけです。

 

ここで科学的な知恵が必要になってるのですが、一応学者ですからそういうことは星の動きを見ていれば分かるわけです。それが西欧文明の一つなのですが、それが植民地政策で世界に広まったため、ついでに占星術も世界中で信じられてる訳です。

 

でも、どう考えても、自分が生まれた星座が、今日の運勢とどう関係するのか、という理屈は、かなり非科学的でしょう。

 

一方、血液型。まあ、血液型で今日の運勢が分かるというのは星占いと同じですが、実は血液型性格診断には大きな科学的根拠があります。前にも書いたかもしれませんが、血液型っていうのは、自分の体を構成しているたんぱく質の種類が違うんですよ。これ、同期の化屋(化学が専門)が「ち、機械屋か。」と言って教えてくれたので間違いないと思います。

 

簡単に言うと、丸いたんぱく質が「O型」になります。この左側に角があるのが「A型」、右側に角があるのが「B型」、両方あるのが「AB型」となります。面白いのは、自分の角がない方に角があると、敵とみなすことです。なので、昔は「O型」はどの人にも輸血でき、「AB型」は「AB型」にしか輸血できませんでした。

 

いわゆる拒絶反応と言われるものですね。このように血液型は人間の体の性質上、非常に重要なもので、遺伝子もたんぱく質でできています。そのたんぱく質の種類が違うのですから、これが性格に影響しない訳がないと思いませんか?少なくとも持って生まれた性格には反映されていると思います。

 

良く言われる性格で、A型は几帳面、B型は大雑把、AB型はわがまま、O型はおおらかというのもなんか輸血の話と似ていて面白いと思いませんか。A型とB型は全くの正反対の性格で、O型は誰にでも輸血でき、AB型は自分以外の型の血液型の人間には輸血できないというのも性格に表れてる気がします。

 

もちろん、その後の生活環境が正確には大きく影響するので、多種多様な性格が生まれる訳ですが、持って生まれたものもバカにできません。占星術より性格に関しては合ってる気がします。

 

日本人は本当に血液型と星座占いが好きですね。朝のお出かけ情報番組では、最後に必ずどちらかがやってますもんね。初めての人とちょっと打ち解けると、血液型とか聞かれますし。この時、血液型を答えない人の多くはB型の人が多いと思います。嫌なんですよね、「あー、なんか分かる〜!」と言われるのが。さすがB型です。

 

これはO型の友人が言ってたのですが、O型の人は基本的に大して気にせずウェルカム状態なのだそうですが、ピンポイントで引っかかるものがあるようで、そこに関しては頑として譲らないそうです。引っかかりポイントは人によって違うそうですが、そのツボにはまると一変するそうです。

 

私の観察では、AB型の人はA型とB型の良い部分を受け継いでいる人と、A型とB型の悪い方を受け継いでいる人に分かれている感じがしますね。前者は素晴らしい人なんですが、後者はどうしようもなく独善的です。なぜかその間の人がいないような気がします。私にとっての要注意人物はAB型の人が多いですね。

 

A型の几帳面な人にとっては、B型のいい加減さがたまらず、B型の人はA型の細かさに「どうでもええやん」と気にしない場合が多いです。前に4人が全員違う血液型の人が集まったのですが、見事に血液型の違いが表れてました。

 

4人で車に乗って出かけてたのですが、渋滞してたので運転していたB型の人が横道にそれました。助手席に座っていたAB型の人がナビゲートしてたのですが、ナビがあるにもかかわらず無視して、「そこ右」「次の交差点、左」と指示してたのはいいのですが、どんどん山道に入っていきます。

 

後ろに座っていたA型の人は「ナビ、見ましょうよー」と頼むのですが、前の二人は無視。もう一人のO型の人にも頼むのですが、O型の人はすでにあきらめムード。結局山道を走り回って、今どこにいるのかさえ分からない状態になりました。見事に調和の取れてない珍道中でした。

 

でも、ここまで性格が違うからこそ、意外と4人は歳が離れていても仲が良かったですね。皆さんも周りの人を見て、「この人の血液型は?」と考えてみてはいかがですか?その人をよく観察して特徴から血液型を考えてみるんです。結構当たってて、面白いかもしれませんよ。

投資のお話し

 

     

皆さんは投資に興味をお持ちですか?まれに見る低金利政策のおかげで、今や定期預金を300万以上の大口でしても、金利はわずか0.1%程度、300万円預けて、1年間の金利が3千円ではやってられなくても当然ですね。

 

そこで、政府も後押しして1億総投資社会を謳っている訳ですが(実際に言っているわけではなく、何となくあの政府だと言いそうなので)、投資にもいろいろあります。

 

まず、比較的低リスクなのは現物株投資と投資信託。各銀行、証券揃って投資信託ばやりですが、あの業界の人達は基本的に自分たちの儲けのことしか考えてないので、口車に乗らない方が身のためです。私の叔母は某証券会社に言われるがままに投資信託を買ったおかげで、なけなしの老後のお金を無駄にしましたから。

 

話しが脱線しましたが、上記2つの投資についてはかなり長期に物事を考える必要があります。気を付けなければならないのは、上場間もない会社は避けることでしょう。やはり大企業と言われる会社は株価が余り急変しませんので、放っておけばそのうちに元が取れる可能性が高いです。ただし、10年くらいのスパンで考えた方が良いですが。

 

あと代表的なのは社債でしょうか。これも潰れそうにない大企業が良いのですが、そうすると金利はそれほど高くありません。0.5%もあれば良い方でしょう。ただ売り買いができるので、満期まで待たなくてももしかするとリターンが狙えますし、満期になれば確実に金利が付きますから、その意味ではお勧めです。

         

しかし、これではあまりにあまりなので、ハイリスク・ハイリターンのものも見てみましょう。これは一般的にレバレッジというてこの原理を利用して、少ない投資額で大きなお金を動かせるもので、株式における信用取引レバレッジ3倍程度)、先物取引やFX取引(最大レバレッジは25倍)が主なものとして知られています。

 

このハイリスク・ハイリターン性を一言でいえば、半か丁かの博打レベルです。パチンコや競馬の方がまだ健全な博打と言えるでしょう。一応理論はあるんですが、正直金融工学と言われる理論は、自然科学会の理論とは違い理論と呼べるようなものではありません。何せノーベル経済学賞を取った金融工学の専門家の会社が倒産するくらいですから。

 

上記の信用、先物、FXは買いからも売りからもできます。つまり今後上がると思えば買えばいいし、下がると思えば売ればよい、ということで簡単に見えますね。では実際の動きを日経225先物でみてみましょう。

 

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これは先週の木曜日から昨日にかけての1時間ごとの先物の動きです。木曜日の朝に22,500円弱から22,700円まで約200円上がっています。特に11時から12時の1時間で急上昇してますが、それまでの2時間はほとんど動いていないだけに、何故?という感じですが、市場がどう動くかなんて誰にも予測できません。

 

さて、ここからが問題です。日経225先物の場合、SPAN証拠金と呼ばれる値段が毎週決められ、先週から今週にかけての場合、日経225先物ミニの場合は66,000円あれば投資できます。ただし、損失が出るとロスカットといって強制的に売買される場合があります。

 

なので、余裕をもって10万円を持って投資したと考えてみましょう。木曜日の11時台に上がっていると思って買いを入れたとして。100円近く上がった22,600円で買いを入れたとして見てみると、何と利益が出ていたのはその日の15時まで。その後は損失が生じてます。その日の19時台には1万円を超える損失です。

 

ちょっと分かりにくい説明だったので捕捉しますと、日経225先物ミニで1枚(先物はこの単位で売買します)売買するというのは、日経平均の百倍である226万円を売買すると言うことになります。そして、5円単位で売買が行われます。つまり、22,600円で買った場合、22,500円だと1万円の損失が出ている計算になります。

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さて、これは月曜日の5分間隔で見た日経225です。じりじりと値を下げ、9時に22,525円であったものが23時には22,125円まで下がっています。ということは、木曜日の11時過ぎに買った22,600円から3日後の23時には475円下がっていることになり、この場合、ロスカットがかかる可能性があり、34,000円以上の損失がたった3日間でなすすべもなく起きるのが先物取引の恐ろしさです。

 

もちろん、逆に21,600円で売っていれば4万円以上の利益が出ていることになります。ハイリスク・ハイリターンとはこういうことを言いますが、問題は上がるか下がるかしかないので、半か丁かしかないということです。そして上がるか下がるかは市場のみが知る、というものなのです。

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結論として、投資を考えるならばすぐに使う予定のない余裕資金を使って、長期に投資できる現物株買いや投資信託をすることです。博打が好きであれば、どこまで損を許容するかを決めて(初めから損すると考えておいた方が良いでしょう)、先物やFXでお楽しみ下さい。

男女平等と男女同権

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私は男女平等という言葉があまり好きではありません。これは子供時代の経験からくることなのですが、私が子供の頃、70年代中盤までは世界中でウーマンリブ運動が巻き起こっていました。現在と同じ、女性の地位権利向上を目指したものでしたが、これが醜かったんです。

 

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 ウーマンリブ女性活動家と一部のフェミニスト男性にとって、「だから女は・・・。」という言葉は格好の餌食でした。そんなことを言った男性は吊し上げられ、罵声の嵐が巻き起こったんです。ややもすると、「女性は男性より優秀なのに虐げられている。」的な発言も多々ありました。

 

今でもたまにいますよね、こういうこと言う人。本当は女性の方が偉いんだ、的な発言を堂々とする人。男女平等というとどうしてもこのことが頭をよぎってしまいます。

 

まあ、過激な運動というのは沈静化するもので、日本でも中ピ連(ピル解禁を要求する団体)が過激に活動していましたが、こういう逆差別的な運動を展開していると皆が去っていき、70年代後半には解散したような気がします。

 

当時はそうでもなかったのですが、現在では脳科学的にも男性脳と女性脳があることが分かってきたように、男女に能力差があることは当たり前になってきています。少し前に流行った本「地図を読めない女性、話しを聞かない男性」はこれを如実に表しています。

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男性には男性特有の、女性には女性特有の能力が歴然としてある訳です。どちらがより優れているか、という問題ではなく、そういう男女差っていうのはあるのが今や常識となっています。男女に能力の違いが必要なければ雌雄同体でいいわけで、男女に分かれているのはそれぞれに役割分担が進化の過程で生まれてきたからです。

 

つまり、人間は生物であり、生物である限り子孫を残すというのが生まれてきた最大の使命です。そのために、原始時代から男性は食料を確保するために狩りに出、女性は子供を産み育てるという役割が与えられたわけです。

 

より良い狩場を求め、男性は遠くまで行く必要に迫られるわけですが、方向が分からないと家に帰れなくなる危険性があるため、空間把握能力、つまり地理を読む力が必要となり、女性は子供を育てるため、地域コミュニティと円滑に物事を進める必要性があったわけです。

 

これは遺伝子レベルとして未だに存在し続け、男性の地域コミュニケーション能力は女性がやってくれるのでさほど高くなくても問題なく、女性は家の近所さえ分かればよいので地図を読む必要性が余りないということだと思います。

 

食事を作るのは主に女性なのにコックに女性がいないのは封建的だ、という意見については、コックというのは体力仕事であり、また水回りの仕事であることから冷えの問題もあり、女性に向く職業ではないというのが正しいのではないでしょうか。

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なので、私の場合は、男女を同じように扱うのではなく、分けて考えます。仕事上、女性と付き合うこともありますが、男性に対するより女性にはなるべく乱暴な言葉は使わないようにしますし(男性にだったら、「バカか、おまえは!」位の事を普通に言いますが、女性に対しては絶対に使いません。)、やはり女性に対しては気を使います。

 

特に最近はセクハラ問題がありますから、男性だったらパソコンを横から割り込んで指導したりもしましたが、女性だったら席をどいてもらってからパソコン操作するといった具合です。体に触れでもしたら大変なことになりそうなので。

 

要するに、男女差別というより男女区別はします。ただ、気を付けていることは女性だからといって意見を最初から無視するようなことはしないようにしています。男性目線ではない女性の意見って結構面白かったりしますし、逆にさすが女性だな、っていう考え方もあります。

 

なので、私は男女平等というより、男女同権主義です。能力さえあれば女性だからといって排除する必要なないということです。逆に最近の女性の能力をもっと認めて活躍してもらおう、という機運には、これ以上女性の立場を強くしてどうするつもりだ、位の気持ちを持っています。

 

実は、男女を区別して考えるというのは法律上にもあり、憲法14条で性別による差別を禁止しているにもかかわらず、労働基準法では産前産後の休暇が認められているのは女性だけです。これは相対的平等を意味し、同一の事情と条件にある者は均等に扱うが、そうでなければ区別は必要である、という考え方に基づいています。

 

今、また、セクハラ問題で女性の権利云々が大問題になっていますが、あくまで上記の様に、男女には違いがある、ということを前提に話しは進めていただきたいものです。それでなくても日本人男性は委縮しているので、余りいじめないでくださいね、女性の皆さん。