おっさんの下らない話し

50代を超えたおっさんの雑観記事です。しょうもないことをしょうもなく語ってます。

オッサンが見る女性ファッションの不思議

 

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私はそれほどファッションに興味がありません、が、何故か変なこだわりはあります。

 

持っている服はほとんどが黒系のシャツと下はジーパン、スーツも濃いグレー系、ネクタイもほぼ黒系なので、サラリーマン時代にスーツ姿でいると、「え、今日誰の葬式?」とよく聞かれたものでした。まあ、黒っぽいもの以外を着ると、自分の姿が気持ち悪く感じるからです(ジーパンはウェストが合わないのでそれしか履かないのですが。)

 

 

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ただ、特に女性のファッションはよく気になります。やはりキレイ系のファッションをしている女性を見ると素敵だなーって感じたりします。が、なんでそんな恰好をするのか不思議に思うものもあります。

 

よく気になるのがパンプスソックス。あれは意味が分かりません。基本的に隠してるのですから、あれを履くことでおしゃれに見せるって訳ではないと思うんですが、では何故結構履いてる人が多いのか?パンプスだけならまだしも、スニーカーで履いてる人までいると、よほど何か履いていると良いことがあるに違いないのでしょうが、やはり分からない。

 

考えられるのは、靴擦れや蒸れ防止かなー、位なのですが、「ファッションは我慢だ!」と豪語する女性も多いんですから、それだけ素足感を出したいならやめましょうよ。ただ、パンプスを素足で履いてるのも、痛々しいのと(靴擦れしそうで)、足の指が見えてしまう気持ち悪さもあり、これもどういうものかと考えてしまいます。

 

 

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あと、これは面白いと思うのですが、女性は同じ服を2日続けて着ない方が多いと思います。が、何故か靴に関しては毎日同じ靴を履く女性が結構います。これはかなり気になります。

 

こんなのなんで分かるのかというと、職場などではほぼ毎日同じ女性を見る訳で、そんなにじろじろファッションチェックしていなくても、冬になるとロングブーツを履いてくる女性がいるからです。ですから、この件に関しては同じロングブーツを毎日履いてくるので分かってしまうのです。ロングブーツはどうしても目立ちますからね。

 

最近はショートブーツが流行りですが、何年か前にはロング丈以上のブーツが流行ってた時期があり、その頃は猫も杓子もロングブーツを履いていました。あまりの多さに私は定点観測してどのくらいブーツを履いているか調べたことがあるのですが、その頃はショートも含めるとスカートをはいた女性の実に88%がブーツであったほどです。

 

当時は宴会の幹事は、冬は座敷を取ってはいけないという暗黙のルールがありました。理由は女性がロングブーツを履いてる場合が多く、その多くがロングブーツを脱がなければいけない座敷を嫌うから、というものでした。

 

その理由の多くが蒸れてるので嫌だ、というものでしたが、だったら同じブーツを続けて履くなんてダメってさんざん情報番組で言ってるぞー、と思ったものでしたので、それだけに気になるんですよねー。ある程度の年齢の方に多いので、靴なんて何十足も持ってるだろうし、新しいの買ってもいいのに、何故に同じ靴を履くのか?

 

聞くところによると、女性によっては気に入った靴は毎日でも履きたいそうで、そういうのが影響しているのでしょうが、気に入った服でも毎日着ないでしょうから、靴だけは特別なものかも知れません。

 

あと、これは日本人特有の物であるのですが、あるファッションが流行ると一斉に全員がそのような格好になってしまうことです。もちろん、世界的に見てもファッショントレンドというのはありますが、日本人ほど一方向に一挙に行ってしまう国は珍しいようです。

 

 

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今はワイドパンツ化ガウチョパンツかスカーチョか分かりませんが、それにスニーカー姿の女性のなんと多いことか。この時期でもショートブーツを履いてる人もいます。

 

でも、女性のファッションで一つだけいいなと思うことがあります。レインブーツの流行。これはいいですね、パンプスだと足が濡れて気持ち悪いんじゃないかと思ってたので。なんか安心して見られます。

 

まあ、他人のファッションにとやかく言うつもりはありませんが、気になったことは書かないと気が済まないたちなんで、大きなお世話ですが書いてみました。

伝説の洋楽ロック・アルバム・シリーズ(第2回)

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今回取り上げるアルバムは、多分ボストン出身であろう「BOSTON」から1stアルバムの「BOSTON」(邦題は「幻想飛行」)。うーん、この時代はこんなもんだったような気がしますねー、題名の付け方とか。何のひねりもないところが素晴らしいのですが、邦題はやはり凝ってますなー。のちのちこれが災いするとは思いもよらなかったでしょうが。

 

リーダーであるトム・ショルツはなんとMIT(通は「ミット」と呼ぶ)出身。こう書いても分からないでしょうが、マサチューセッツ工科大学の略で、世界一を誇る技術系の大学です。しかし、ライナーノーツ見るまではそんなもの知りませんでした。それからは「ミットって知ってる?」と自慢しまくってましたが。

 

とにかくこのバンドの凄いところは、76年幻想飛行でデビューし、78年には「ドント・ルック・バック」を発表、そのまま振り返らずについには銀河の果てで86年に「サード・ステージ」を発表。まあ、最初の邦題が結果的には悪かったってことでしょうか。2ndまでは聞きましたが、サードアルバムは出てたことさえ気づかなかったくらいですからね。

 

要は、天才トム・ショルツ君の気まぐれでできてたバンドなんで、他のメンバーが腹立てて2ndアルバム出した後にもうソロアルバム作ってたくらいですから。

 

79年に初来日した時には、何故かパイプオルガンをわざわざばらして船で輸送させ、NHKホールで組み立ててライブやってました。そんなにパイプオルガンが必要な曲ってあったかなー、と思わせるくらい、普通にアルバムの中に紛れ込んでましたね。良く聞かないとどこで使ってるのかわからないくらいなのに、ようやるわ、この人。

 

しかし、このアルバムも次の「ドント・ルック・バック」も大ヒットしましたし、名曲ぞろいです。同じ年に「フォリナー」もデビューし、グラミー賞新人賞はフォリナーだったんですが、2ndアルバムはボストンの圧勝に終わったくらい、凄まじく売れました。こんだけ儲かるとやる気なくなるのかなー、ま、しょうがないか。

 

取りあえず、1曲目「More Than a Feeling」(邦題は「宇宙の彼方へ」 だからやめろっつうの)。美しいアコースティックギターから始まる美しいバラード曲ですが、途中からロックし始めます。結構トム・ショルツはピック・スクラッチ大好き人間なんで、意味なくやってますがそれもまたよし、って感じで、ハムバッキングバリバリの音が楽しめます。

https://youtu.be/EaqC6McHjio

 

2曲目は「Rock and Roll Band」。結構洋楽の人達って「ロックン・ロール」っていう言い方をするんですよね、日本ではロックと呼ばれるような曲でも。ノリノリの曲でまさにロックン・ロールしてますねー、イヤー、素晴らしい!ボーカルはブラッド・デルプって人なんですが、高いですなー、声が。しかもシャウト系というよりクリアーな歌い方ですね。

https://youtu.be/ef65cLi1gpY

 

最後はアルバムの最後を飾るこの曲「Let Me Take You Home Tonight」。噂ではこの分厚いコーラスはブラッド・デルプ1人で多重録音してるとか。やるなー、この人。ちなみに「サード・ステージ」まで付き合ったのはこの人だけでした。うーん、義理堅い男でもあったんだ。しかし、この最後の盛り上げ方には時代を感じてしまいます。

https://youtu.be/r-FgKHG5Oes

 

本当にトム・ショルツが気まぐれでなければ、もっといい作品を多く世に出せただろうに、やはり天才のやることは分かりませんなー。まあ、そういう意味でも伝説のアルバムと呼ぶにふさわしいというか、現役時代からある意味伝説化してしまってた(どうしたんだろう、あのバンドってな感じでですが)バンドの素晴らしいデビュー・アルバムです。

クレジットカードと学生について

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クレジットカードって

クレジットカードは便利な決済方法です。一定期間の利用について月にまとめて請求されるため、すぐに支払う必要がありません。一定期間内にある程度決まった収入が得られる場合には、支払いが遅くできるためにその時現金がなくてもショッピングを楽しむことができます。

 

ただ、これは収入が安定している場合には便利ですが、学生の様に毎月の収入が一定ではない場合はカードの支払いができなくなる可能性が高くなります。よほどお金の管理がしっかりできる学生でないと、ついついショッピング等で支払いが増え、請求を見てびっくりということも少なくないでしょう。

 

これは社会人でも同様で、カードを利用しても即請求されないため、ついつい使いすぎてしまうことがあります。それでも、社会人の場合はまだ必ず入ってくる収入がありますし、ある程度その金額も読めるためましなのですが、学生の場合はバイト等で収入を得る場合が多いため、病気でバイトを休んだり学校の予定でバイトに行けないことも多々あります。

 

リボ払いの落とし穴

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そこでクレジット発行会社が勧めるのがリボ払い。これは毎月一定の金額さえ払えば良い、という仕組みなのですが、実がこれがえげつない利息を支払わされることになります。

 

現在の法定最大利息は18%ですが、大体リボ払いの場合の利息はほぼ18%弱程度と法定利息ぎりぎり。その辺の闇金よりまし、という程度で、いわゆる消費者金融ローンと同程度と考えて差し支えありません。これを大銀行や大手クレジット会社がガンガン勧誘しています。

 

当たり前ですが、学生の信用度は低いわけですが、クレジット発行会社にはもし貸し倒れが起こっても、債権を専門の会社に丸投げしているためほとんど損をしません。一応、専門会社に出資していますが、各クレジット発行会社が分担しているためそれ程苦にならないという訳です。

 

少し前には、クレジットカードを申し込むと自動的にリボ払いが選択されているという、詐欺まがいのことも行われていました。正直、こういう契約の場合、内容をあまり理解しないで便利なところの説明だけうのみにして契約する場合が多いのです。

 

とにかく、銀行も含めクレジット発行会社の勧誘はすさまじいものがあり、ネット等では広告がバンバン出てますし、さらに「今、申込みされると何万円というポイント(色々なポイントがあります)が進呈されます。」という携帯会社がやりがちな特典が付与されるというメールやもガンガン送られてきます。

 

これはお金を専門としているFPでさえ引っかかったくらいですので、一般の社会人でもまずこの仕組みが理解できないまま契約する場合が多いですし、これが学生となるとこんな仕組みが分かるはずもありません。さすがにこの商法は金融庁から禁止されましたが、それほどひどい詐欺まがいの勧誘だったのです。

 

キャッシング機能は更に危険

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クレジットカードには大概利用限度額と、さらに恐ろしいこと位キャッシング機能がついています。キャッシングはさすがに無収入の学生の場合には無理ですが、バイトなどで収入がある場合には年収の1/3まで申し込むことができます。

 

この金利も法定金利ぎりぎりの18%弱ですので、クレジット発行会社としては面白いくらい金利が手に入るため、これを付けさせようとする会社もしくはクレジットを申し込んだ段階で付いている場合も多くあります。

 

なぜ学生がクレジットカードを持つ必要があるのか?

 

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では、なぜ、学生にクレジットカードが必要なのか?個人的には必要ないと考えていますが、その辺のことが次のブログに載っています。「クレジットカードを学生におすすめする10の理由と学生向けカードランキング2018」

https://www.money-press.info/student-knowledge-matome/

 

これを読むと、要するに色々とポイントがたまるのと、海外での保証がついている、という2点がその利点として挙げられています。正直、このメリットを得るのと、クレジットカードを使うデメリットを考えると、どう考えてもデメリットの方が大きいのではないでしょうか。

 

クレジットカードは社会人になってからでも遅くはない!

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確かに社会人になる前に金銭感覚をきちんと身に着けることは重要ですが、それはクレジットカードを持たなくても日々の生活の中で現金でやりくりしていった方がよほど身に付くというものです。逆にクレジットカードで失敗してしまうと、社会人になってからの信用度にも影響しかねません。

 

クレジットカードは学生時代に無理に使う必要はありません。社会人になってからクレジットカードの恩恵を受ける方が正しい考え方だと思います。支払いを後回しにできる利便性は、定収入を得られる社会人になってから行いましょう。

日本における男女格差

たまに話題になるのでご存知の方も多いかと思いますが、日本は世界経済フォーラムWEF)が毎年公表している各国の社会進出における男女格差を示す指標(ジェンダーギャップ指数)で、2017年は144か国中堂々の114位。勘違いしないでくださいね、これ、低いほど男女格差が大きいってことで、当然女性の地位が低いということなんです。

 

2014年には104位だったのにさらに低下してるとは、この間にいったい何があったんでしょう。この指数は経済活動や政治への参画度、教育水準、出生率健康寿命などから算出されているのですが、日本は国会議員・官僚・企業管理職などで格差が大きく、これが大きく響いています。

 

うーん、実感わかないなー。あ、私、男性ですけど、日本の女性ってそんなに恵まれてないかなー。私なんて逆に男性が虐げられてる国、日本、位に思ってますから。要するに女性の政治家や高級官僚、企業管理職の割合が極端に低いってことなんでしょうが(教育水準と健康寿命なんて世界でトップクラスでしょうから)。

 

男女格差と言えば、去年から今年にかけて「Me Too」って言葉が世界中で大きな話題となりましたが、日本のセクハラ問題なんて、財務事務次官の訳の分からないセクハラ発言が大きく取り上げられてるくらいで、大物プロデューサーが女優を食い物にしたのに比べれば、「いやいや、気持ちは分かります。」程度ですしねー。

 

こういうこと書くと、セクハラ問題を舐めてる、っていうお叱りを受けることになりますけど、枕営業を今でもやってる女優さん達って日本にもまだいるんでしょうか。確かに20世紀はまことしやかにささやかれていた言葉ですけど、本当に今の日本でも横行してるのかなー、疑問だなー。

 

ま、しかし、あれだけ騒がれてもセクハラ発言が絶えないので、発言だけでなく行為に及んでいるオヤジ(まあ、オバさんの数は圧倒的に少ないでしょう。そういうことができるのは権力を持ってる側なので)もまだまだいるのかも知れません。

 

話しはだいぶそれましたが、問題は日本女性の政界進出と出世を阻んでいるのが日本独特の制度的なものなのか、っていうことです。

 

出世に関しては子供がいる女性には確かに不利でしょう。世界的にはどのようにこの問題を解決しているのか私には分かりませんが、出産、育児休業をしている女性が、休まず働く男性と同等の扱いを受けるのであれば、これは逆差別ですしね。まあ、出産、育児も立派な仕事ですが、企業からすれば関係ないんで。

 

じゃあ、働きたいのに保育所が足りないからすぐに働けないのか、と言えば、待機児童の数なんて数万人しかいない訳で、潜在的なものを含めても数十万。これってどう考えても働いて出世したい女性が制度上の問題で働けずに管理職になれないんだ、なんて言いきれないと思いますけど。

 

政治に関しても、女性の政界進出を阻む見えない壁が大きく立ちはだかってる、って感じも受けませんしね。結構女性に立候補してもらいたい、って思ってる政党は、国政、地方合わせて多いと思いますけど。

 

逆に普通に生活してる身からすると、日本女性は恵まれてると思います。レディースデイはあるわ、女性専用車両はあるわ、等々。何故にジェントルマンデイとか男性専用車両とかないのか。痴漢されないように女性専用車両があるのなら、痴漢と間違えられないように男性専用車両があってもよさそうなものなのに。

 

なので、不思議な現象として、女性専用車両は比較的すいてるのに、その前後の車両は混んでる、なんていうことも起こります。そこのドア付近に立ってる女性、女性専用車両へ行きなさい。そっちの方がすいてんだから、と言ったって罰当たらないと思うんですが、そんなこと言った日にはどんな目に会うか分からないので、決して口には出しません。

 

平日昼間にデパートやショッピングモールで優雅にお買い物などをなさってる方の8、9割は女性でしょう、多分、統計ある訳じゃないですが。後は暇な男性高齢者か平日休みの家族連れ。しかし、このおかげでデパートや飲食店は儲かってる訳だし、日本経済にとっては重要なわけで。うーん、やっぱり専業主婦かパートで働いてもらってた方がいいのかも。

 

大体、103万円の壁とか130万円の壁とか言ってる段階で、フルタイムで働く気ないわけで、それは保育所の問題とかがあるのかも知れませんが、本当はフルタイムで働きたくなんかないからでは、と勘繰ってしまう私です。おー、問題発言!

 

だって、戦前、戦中の女性なんて、子供7,8人産んで、育てて、家事やって、ついでに野良仕事までやってたんですからね。戦中なんて男手いないから、勤労奉仕の名のもとに軍需工場で働いてたんですから。それから比べれば、今なんて楽でしょう、日本人女性は。男性なんて働いてなんぼだし、さらに非正規雇用でヒーヒー状態なのに。

 

うーん、今回は完全に女性を敵に回しましたね、あー、恐ろしい!

パソコンやスマホのアプリ(ソフト)について感じること

皆さんは最近のPCやスマートフォンのアプリを使いこなせていますか?私は残念ながらほとんど使いこなせていません。

 

一応断っておきますが、私は80年代からPCはもとより、ワークステーションの設定やアプリ(昔はソフトって言いましたが)のインストール、ネットワークの構築までやってましたので、社内ではそれなりにPCが使える方でした。

 

しかし、ここ10年くらい前から、アプリが非常に使いずらいものになってきました。とにかく、何かやろうとしてもそこにたどり着くまでに異様に時間がかかってしまいます。これは、ホームページを見たりするときにも頻発しています。どうやったら目的の画面にたどり着けるのか、見当もつかないくらいです。

 

多分、このように恐ろしく使いにくいソフト(こちらの方が言いやすいのでこちらに統一します)が出現した背景にはマイクロソフト社の存在があると確信しています。ここはもともとアップルのPCであるMacを真似て、GUIの技術の一つであるアイコンをWindows95で初搭載して、何故か大ヒットしたのですが、思想までは真似しませんでした。

 

アップル社は、とにかくユーザーがいかに使いやすいかを追及してましたので、バージョンアップをしても、基本的なコマンドの配置は変えずに、そこに盛り込む形で進化させていったのですが、マイクロソフト社は、ユーザーの使いやすさなど全くといって言いほど気にしません。

 

なので、バージョンアップする毎に平気でGUIをがらりと変えるものですから、ユーザーはもともとのコマンドがどこにあるのかを探し出すのに非常に時間をかけたものでした。そのうちにユーザー側も分かってきたので、XPあたりからOSのバージョンアップをためらうようになります。

 

VISTAはネットワークを強化したと鳴り物入りで発売されましたが、多くのユーザーは信用せず、結局売れなかった最悪のOSとなりました。このWindowsのOSに搭載されるOFFICEなども最悪のそしりは免れず、2003から2007へのアップデートさえなかなか行わないユーザーが多発し、2007のデータが送られてくると2003にダウングレードするよう相手方に伝えなければならなかったほどです。

 

ここにあるのは、ユーザーの事を考えずに、自分たちの技術がいかに素晴らしいかを誇示したいがための技術者のエゴです。スマホでもPCでもそうですが、備えてる機能の1/3もユーザーは使っているかどうか怪しいものです。それでも新機能を入れなければ、当然商売としては成り立たないのでバージョンアップをするのですが、そのやり方が問題な訳です。

 

それに追い打ちをかけたのがスマホの登場でした。2010年ごろにスマホなどというものは日本ではiPhone位でほとんどなかったのですが、これが爆発的ヒットになったため、またまたアップル社は物真似をされることになります。Androidの誕生です。

 

ところが、PCで培った技術者の自己満足な改善により、より使いにくく、より反応が遅いソフトが大量生産されることになります。当初はチップの関係などで大したことができなかったのが、技術革新により高性能なハードが出現し、ソフトも色々とできるようになり、無意味に遅くて使いにくいソフトが次々と誕生しているのが現状です。

 

恐らく、今の若い人たち、いわゆるミレニアル世代にとっては何の不都合もないのかも知れませんが、本当の意味でPCが普及し始めた90年代初頭からパソコンを使っている世代の人間にとっては、どうやったら、と思うくらい扱いにくい代物になっています。

 

何せ私が会社に入った80年代後半には、ワープロでさえ特殊な場合にしか使用できず、ほとんど手書きで書いていた時代でした。90年代初頭から会社にもPCが導入され始め、当時「パソコンを使って設計を楽にしよう。」という仕事をしていた私などは、さんざんユーザーからこんなソフトじゃ使いにくい、と文句を言われていました。

 

なので、おじさん世代(おばさんは仕事上は必要のため使いますが、基本的にPCが好きなために使っているわけではないので、深く使い込むタイプは少ないんですよねー。)には、本当に今のPCやスマホを使えません。というか、使うとイライラさせられます。

 

多分我々オヤジ世代とミレニアル世代では、ソフトに対する直観力に差があるのでしょう。見ただけで、どこを触れば目的のことができるのか、ミレニアル世代には分かり、オヤジ世代にはさっぱり分からない。

 

しかし、これからますます進む少子高齢化において、オヤジ世代を無視したソフトは相手されなくなる可能性もあります。それをソフトウェア業界も少しは認識してほしいものです。技術者のエゴの固まりのようなソフトは今後駆逐されていくでしょう。昔の様に、ユーザーに優しいインターフェースを持ったソフトウェアの開発に期待したいものです。

伝説の洋楽ロック・アルバム・シリーズ(第1回)

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私は自分だけが認めている(他の人が認めてくれたことがないんで)洋楽ロック・ファンです。しかも、80年代終わりに就職した後はほぼ知らない、というバブル世代にありがちな人間です。さらに、60年代、70年代に活躍していたバンドの80年代の曲を知ってるっていうのが多くて、実際に80年代にデビューしたバンドは余りよく知らないんですよね。

 

でも、今や80'Sが流行ってるという時代、そうか、30年以上前の曲が流行ってるんだ、あの頃が青春だったのかなー、と感慨にふけりつつ、今回ご紹介するのは「REOスピードワゴン」の大ヒットアルバム「禁じられた夜(Hi Infidelity)」

 

正直、私はこのバンド名は知ってましたが、曲は全く知りませんでした。何故に?情報量の少なかったあの時代、洋楽ロックのテレビ番組と言えばベスト・ヒットUSA位、あとは、NHK FMのサウンド・ストリート(木、金)で渋谷陽一が紹介してる程度。なんで、名前は聞いたことあるけど、曲までは知らねーな、というのはよくある話です(多分)。

 

私がこのLP(Long Playの略、いわゆるアルバム)を最初に聞いたのは、多分兄貴の車のカーステで。私の兄は浅く広くがモットーみたいで、こういうLPを買って、カセットにダビングしてたんですねー、不思議な男です。なんせ、本国アメリカでさえ地味なバンドだったらしいです、70年代始めにデビューしていたにも関わらず。

 

それがなんと、このLPでジョン・レノンの「ダブル・ファンタジー」(ジョンが暗殺されたためにヒットしたLPとも言われてます。)を抜いて全米ビルボード・ホット100で堂々の第1位!結果、世界中で大ヒットし1,000万枚を超えてまいましたー。やるなー、レオ・スピードワゴン(通ぶる人間はこういう言い方をします)。

 

多分、このLPが走りなんじゃないかと思うくらい、LPからシングルカットしまくり。全10曲のアルバムから6枚のシングルを出しています。「キープ・オン・ラヴィング・ユー」「ドント・レット・ヒム・ゴー」「涙のレター」「アウト・オブ・シーズン」「テイク・イット・オン・ザ・ラン」「タフ・ガイズ」

 

うーん、あきれてものが言えないなー。こんなことしたおかげで、日本では「産業ロック」という差別的な形容までされてしまいました。でも、気持ちは分かります。全部いい曲ばっかりですもん。B面含めると曲が足りないので、最後は何を入れてたのかなー、昔のライブ・バージョンでも入れてたんでしょうか。

 

とにかくLPの曲は全てシングル盤として発売されてる勘定になります。さすがにここまでやりまくったバンドは少ないでしょうねー、なんせLP全てシングルで切り売りしてるんですから。先行シングル「キープ・オン・ラヴィング・ユー」は全米第1位を獲得。その他「テイク・イット・オン・ザ・ラン」は第5位です。

 

もう、売るよ、売るよ、儲かっちゃうよー、状態だったんでしょうね。それまで地味ーにライブ活動してきたのがいきなりスポットライト浴びちゃえば、そうなっても許してしまいます。今までの分、取り返しましょう!

 

次に出した82年発表のLP「グッド・トラブル」は全米で7位、200万枚の売り上げで、またシングル5曲、LP全部網羅かよー、てな感じで儲けまくりましたが、今聴いても感動の嵐に涙してしまう自分がいます(あ、公衆の面前では泣きません。)では、「禁じられた夜」から3曲、どうぞ。

 

youtu.be

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追記

私のつたない英語力で「キープ・オン・ラヴィング・ユー」のサビの部分を和訳すると「寝たくないんだ、ただ、君を愛し続けたいだけなんだー!!」なんですけど。うーん、幸せな人達だなー、このバンド!ちなみに「Sleep」は日本語と同じ、女性と寝ることを意味してます。深いのか深くないのか、この歌詞の部分は私には分かりません。

不思議な日本人男性

前回は女性編だったので今回は男性編で、と思ったのですが、日本人男性に特有の傾向というのがなかなか見つけられなくて。

 

うーん、人前で公然と泣く男性は見たことがないですし、内股で歩く男性もいないことはないと思いますが気にしたことないし、太もも出してる若者見ても別に何とも思わないどころか、どっちかというと気持ち悪いし。

 

と言うことで、万国共通、男ってなんでこうなんだろう、不思議やなー、という感じでいきたいと思います。

 

まず、何故か自分が偉いと思ってる男性、実際多いです。まあ、自慢するくらいなら特に実害はないんですが、これが仕事となると面倒が起きます。自分が偉い、っていうより、自分は正しい、と言う方が良いのかも知れませんが、この手の相手にかかると、自分のミスは棚上げ、人のミスはねちねちしつこく文句を言ってきます。

 

「なんでそんなミスをするんだ!」とか「だからお前はダメなんだ!」的な発言を年上であろうが何であろうが平気で言います。こちらとしては「いやいや、あなたのせいでしょう。」位の感じなんですが、こういう男達に正論を吐こうものならとんでもないとばっちりが来ます。(あ、一部偉いさんの女性にもいます。)

 

「お前、前にこんなミスしたやんかー!」から、全然違う話で「じゃあ、お前、これ知ってんのか!」等々。「ダメだ、こりゃ、脳みそにウジ虫沸いてる人間相手に話しするだけ無駄だわ。」というのが本音で、後は左から右に話しが流れるのを感じるながら、時間が経過していくのを待つしかないですね、この手合いを相手にするときは。

 

結構このタイプの男性っていますし、何故か偉くなってる場合もあります。なんでこんなバカが、と思ってたら、大体情報通が教えてくれるのですが、その上の上司のお気に入り、っていうことらしいです。私が前の会社を辞めた原因はまさにそこでした。しかも、パワハラをほぼ認めていた会社が何の手立ても打たないため、最後は脳梗塞です。

 

やってられませんよ、こういう奴が上司だと。しかも後輩、しかもその会社で最初に友達になった人間。良くここまで変われたものだと、ある意味感心しました。

 

あ、ちょっと個人的になりましたが、多分皆さんの周りにもこういうタイプって男性が多いと思います。恐らく、世界中、どこにでもこの手の男性はいますので(ハリウッド映画にもこういうタイプの上司が出てきて、話しをややこしくしてくれるんですよねー。)、やはりこれは日本人男性ではなく、男性って奴は・・・、でしょう。

 

まあ、似たようなことが昨年から世界中で盛り上がり、最近は日本でも別の意味で盛り上がっているセクハラ。これも結構不思議ちゃんですよね、やってる男達。ちなみにセクハラは異性に対するものなので、女性が男性にセクハラする場合もありますが、これは圧倒的に少数派。

 

正直、私は男女雇用機会均等法が施行された88年入社なので、この辺は研修中にも厳しく言われました。男女の区別をつけるな、と。私が入社したころなんて、本当に朝一番にお茶を女性事務員さんが入れてくれたり、タバコ吸い放題だったので灰皿をてんこ盛りにしているバカ男性の灰皿を掃除してくれてたりしてました。

 

ある部署に転勤になった時など、女性事務員さんがわざわざお茶のみを買ってくれてて、底に名前が入ってて感動した位です。それが94年頃でしたが、正直こっちは恐縮しまくり、っていうか、別にそんなことしてもらわなくて結構です、位の気持ちでしたね。なので、給湯室に用事があるときはビクビクものでした。なんか文句言われてないかって。

 

なのに、未だにあの認識はどういうことなんでしょう。これも世界的なことで日本人男性だからではないことです。やっぱり男って、ってことなんでしょうけど、女性社員に睨まれたらその会社でサラリーマンなんてやってられないくらい、女性社員には気を使ったものなのになー(でも、男女の区別なくなんで、そうしたら泣かれましたけど)。

 

あ、そうか、一つだけ日本人男性特有のものを思い出しました、草食系男子!何せ女性にあまり興味がないんですから、これは世界的に見ても日本人だけでしょう。なんせ日本で付けられた呼び名ですから。

 

セクハラと草食系、真逆が混在する日本人男性って、やっぱり世界的に見ると不思議でしょうね。あー、良かった、最後は日本人男性で締められた。