おっさんの下らない話し

50代を超えたおっさんの雑観記事です。しょうもないことをしょうもなく語ってます。

不思議な日本人男性

前回は女性編だったので今回は男性編で、と思ったのですが、日本人男性に特有の傾向というのがなかなか見つけられなくて。

 

うーん、人前で公然と泣く男性は見たことがないですし、内股で歩く男性もいないことはないと思いますが気にしたことないし、太もも出してる若者見ても別に何とも思わないどころか、どっちかというと気持ち悪いし。

 

と言うことで、万国共通、男ってなんでこうなんだろう、不思議やなー、という感じでいきたいと思います。

 

まず、何故か自分が偉いと思ってる男性、実際多いです。まあ、自慢するくらいなら特に実害はないんですが、これが仕事となると面倒が起きます。自分が偉い、っていうより、自分は正しい、と言う方が良いのかも知れませんが、この手の相手にかかると、自分のミスは棚上げ、人のミスはねちねちしつこく文句を言ってきます。

 

「なんでそんなミスをするんだ!」とか「だからお前はダメなんだ!」的な発言を年上であろうが何であろうが平気で言います。こちらとしては「いやいや、あなたのせいでしょう。」位の感じなんですが、こういう男達に正論を吐こうものならとんでもないとばっちりが来ます。(あ、一部偉いさんの女性にもいます。)

 

「お前、前にこんなミスしたやんかー!」から、全然違う話で「じゃあ、お前、これ知ってんのか!」等々。「ダメだ、こりゃ、脳みそにウジ虫沸いてる人間相手に話しするだけ無駄だわ。」というのが本音で、後は左から右に話しが流れるのを感じるながら、時間が経過していくのを待つしかないですね、この手合いを相手にするときは。

 

結構このタイプの男性っていますし、何故か偉くなってる場合もあります。なんでこんなバカが、と思ってたら、大体情報通が教えてくれるのですが、その上の上司のお気に入り、っていうことらしいです。私が前の会社を辞めた原因はまさにそこでした。しかも、パワハラをほぼ認めていた会社が何の手立ても打たないため、最後は脳梗塞です。

 

やってられませんよ、こういう奴が上司だと。しかも後輩、しかもその会社で最初に友達になった人間。良くここまで変われたものだと、ある意味感心しました。

 

あ、ちょっと個人的になりましたが、多分皆さんの周りにもこういうタイプって男性が多いと思います。恐らく、世界中、どこにでもこの手の男性はいますので(ハリウッド映画にもこういうタイプの上司が出てきて、話しをややこしくしてくれるんですよねー。)、やはりこれは日本人男性ではなく、男性って奴は・・・、でしょう。

 

まあ、似たようなことが昨年から世界中で盛り上がり、最近は日本でも別の意味で盛り上がっているセクハラ。これも結構不思議ちゃんですよね、やってる男達。ちなみにセクハラは異性に対するものなので、女性が男性にセクハラする場合もありますが、これは圧倒的に少数派。

 

正直、私は男女雇用機会均等法が施行された88年入社なので、この辺は研修中にも厳しく言われました。男女の区別をつけるな、と。私が入社したころなんて、本当に朝一番にお茶を女性事務員さんが入れてくれたり、タバコ吸い放題だったので灰皿をてんこ盛りにしているバカ男性の灰皿を掃除してくれてたりしてました。

 

ある部署に転勤になった時など、女性事務員さんがわざわざお茶のみを買ってくれてて、底に名前が入ってて感動した位です。それが94年頃でしたが、正直こっちは恐縮しまくり、っていうか、別にそんなことしてもらわなくて結構です、位の気持ちでしたね。なので、給湯室に用事があるときはビクビクものでした。なんか文句言われてないかって。

 

なのに、未だにあの認識はどういうことなんでしょう。これも世界的なことで日本人男性だからではないことです。やっぱり男って、ってことなんでしょうけど、女性社員に睨まれたらその会社でサラリーマンなんてやってられないくらい、女性社員には気を使ったものなのになー(でも、男女の区別なくなんで、そうしたら泣かれましたけど)。

 

あ、そうか、一つだけ日本人男性特有のものを思い出しました、草食系男子!何せ女性にあまり興味がないんですから、これは世界的に見ても日本人だけでしょう。なんせ日本で付けられた呼び名ですから。

 

セクハラと草食系、真逆が混在する日本人男性って、やっぱり世界的に見ると不思議でしょうね。あー、良かった、最後は日本人男性で締められた。